車は箱で良いのか?今だから乗りたい箱じゃない魅力的な車たち(普通自動車編)
別にケチをつけるわけではない。んが、しかし、最近の車はSUVやMPVみたいな、背が高くて四角い”箱”みたいな車が多過ぎないか?
セダンもスポーツカーも売れないから作らないのだろうが、作らなきゃ売れっこない。
今だけらこそ乗ってみたいと個人的に思う国産車を紹介したいと思います。
今回上げさせて頂いた車の条件としては、①25年落ち以内の国産車 ②概ね100万円以内で購入できる ③セダンもしくはスポーツカー ④排気量2000cc以下です。
1.ホンダインテグラ
初代とか、大人気を博した2代目でなく、最終モデルとなったDC5型です。
今や、軽自動車かSUVそして、タイプRしか作らなくなってしまったホンダがシビックとシャーシーを共用していた、3ドアクーペです。人気の高い、タイプRは100万円以上のプライスが付いているようですが、その他のグレードでは100万円以下で入手が可能です。
個人的には、フロント周りのデザインは何かもっちゃりしていてそんなに好きではありません。ただ、クーペ独特のリアにかけての傾きはなかなかいい感じに感じます。
何より、ホンダ独特の走りを重視したようなデザインは今ではあまりみられないちょうど良い感じが割と好みです。
2.セリカ
2022年にも復活か?と言われているセリカの最終型(7代目)です。
ボディデザインは、アメリカにあるトヨタのデザインスタジオ「CALTY」が担当した、ガンダムチックな意欲作(WEB CARTOP「もっと評価されるべき! 伝統の車名でも「不人気」なスポーツモデルたち」引用)
当時の印象としては、斬新すぎるという感じでしたが今見みても尖ったデザインだと思います。私自身のセリカの印象は、「私をスキーに連れてって」の大型4WDでした。この7代目セリカは、どんどん大型化していく流れに逆らってダウンサイジングしています。
この辺りの、ラリーのレーシングや大型4WDといった、従来のセリカのイメージとの違いがあまり人気が出なかった原因かも知れません。
ボディーカラーは、メカ的なイメージの強いシルバーも良いのですが、街ですごく目立つイエローが個人的には一番の好みです。
3.アルテッツァ
トヨタ車が並んでしまいますが、今ではほとんど売られていないスポーツセダンはこちらになります。
アルテッツァは、1998年から2005年まで販売されたスポーツセダンです。
BMW3シリーズなどの欧州Dセグメントのライバルのカテゴリーとして発売されました。FRのマルチプラットフォームを改良したサスペンションは、前後ともダブルウィッシュボーン式です。
足回りも、エンジンもバランスの良い構成だったようですが、逆にそのバランスの良さが中途半端と映ったのか、スポーツセダンというジャンル自体が終焉を迎えつつあったのか、セールス面でそれほど際立った実績を残せなかったため、2代目は登場せずに、このジャンルはレクサスに一本化されて しまいました。
レクサスという高額ブランドになったため、ちょっと手の出しにくいカテゴリーの車になってしまいました。
4.FTO
1994年にデビューし、2000年に販売終了となったFFスポーツクーペです。
さらに大型の本格スポーツGTOの弟分とも言える一台で、ベースはミラージュです。
国産車で初めてのスポーツモード(マニュアルモード)付きのATとなる、INVECS-II(4速ATでデビューし、マイナーチェンジで5速化)を採用したそうです。
和製クーペフィアットと言われていたようです。
今の三菱では考えられないような、チャレンジャブルなスポーツクーペで今でもギリギリ入手出来るスポーツモデルなのではないでしょうか?
5.RX8
最後は、マツダのRX8です。
言わずと知れた直列2ロータ縦置きの、観音開きドアをリアでなく、側面に採用した個性的なモデルです。2012年6月に販売を終えたとは思えないほど、街で今でも目を引く存在です。
4シータースポーツというのが、RX8のカテゴリーになるようです。
デザイン的には、RX7にも通じるリアの流れのスタイリッシュなスタイルと決して格好いいとまで言えないものの、憎めないと感じさせるフロント周りのアンバランスさに魅力を感じます。
若干、大きすぎ?ではありますが、一応2000CC以下のカテゴリーでここに入れさせてもらいました。
では、実際に買うならと言うと・・・