ちょっと古い車に乗ってみませんか?

50年を超えるようなクラシックカーではないけれど、もう新車では買えない。そんなちょっと古い車について語ってみるブログです。幼少期をスーパーカーブームで過ごし、サーキットの狼で漢字を覚えた50男がクルマについて好き勝手語ります。

フレンチブルーにブリティッシュグリーン 車と色にまつわるおはなし

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https://www.grandprix-book.jp/gpmb/2014/12/-10.html

フレンチブルーミーティングってご存知でしょうか?1987年に「シトロエン2CV」や「ルノー4」など、少数派の個性的なクルマに乗る同好の士が数人集まったのが始まりだそうで、10月最後の週末に長野県の車山高原(霧ヶ峰)で開かれフランス車の集会だそうです。

 引用:https://www.webcg.net/articles/-/37580

 

フランス車と言えば、フレンチブルーの青。イギリス車は、ブリティッシュグリーンの緑。では日本車って何色?みたいな車にまつわる色のお話をしてみたいと思います。

 

そもそもはナショナルカラー

 

フレンチブルーというのは、そもそもナショナルカラーだそうです。そう言えばサッカーやラグビーもフランス代表のジャージはブルーです。ちょっとややこしいのは、ブリティッシュグリーンと表現されますが、緑をナショナルカラーにしているのはアイルランドですがモータースポーツの世界ではブリティッシュグリーンという濃いめがイギリスで、やや明るめの緑色がアイリッシュグリーンになっているようです。

ナショナルカラーは、こちら

ナショナルカラー - Wikipedia

 

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モータースポーツの世界では、ドイツがシルバー、イタリアが赤という事になっています。ベンツやフェラーリなどF1とかだと印象的ですし、市販車でもなんとなくドイツ車はシルバー、イタリア車は赤がデフォルトみたいに思います。

 

日本は何色?

 

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https://photohito.com/photo/2562024/


では日本は何色かと言うと、白地に赤だそうです。元々はアイボリー に赤だったようです。

1960年代のF1マシンは国ごとにナショナルカラーが決まっており、イギリスはブリティッシュグリーン、フランスはブルー、イタリアはレッド、ドイツはシルバーという具合だった。日本は初出場なためナショナルカラーは決まっていなかった。宗一郎が好きな色だったゴールドが提案されたがすでに南アフリカが登録済み、日の丸をイメージした白と赤を申し出たがかなわず、アイボリーホワイトに日の丸を入れたものに決定したそうです。

 

引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80F1

 

個人的には、アイボリー とか白色というとトヨタ車のイメージが強いですね。

私の父もアイボリー のマークⅡに乗っていましたし、ホンダはむしろメタリック系のイメージなのではないでしょうか?

ちなみに僕が最初に買ったのは、USアコードクーペでした。

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https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17264143

邪道な色使い?

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https://www.webcg.net/articles/-/29386

随分、古い話ですが、あのトヨタが、あのクラウンにピンクを採用したりしています。スズキやダイハツは軽自動車を中心に、カラフルな色を揃えているイメージがあります。

ナショナルカラーやカンパニーカラーとも言えるブランドイメージの色が王道なら、それを外した色使いは邪道と言えるかも知れません。

それでも、そんな個性的な邪道な色使いの車が増えてきているのは日本の社会が多様性を受けいれる世の中に近づいていると言えるのかも知れませんね。

 

如何でしたでしょうか?

今回は、古い車とはあまり関係のない車と色の話をしてみました。

DIYでペインティングとかもやってみたいですね。