ちょっと古い車に乗ってみませんか?

50年を超えるようなクラシックカーではないけれど、もう新車では買えない。そんなちょっと古い車について語ってみるブログです。幼少期をスーパーカーブームで過ごし、サーキットの狼で漢字を覚えた50男がクルマについて好き勝手語ります。

兄弟?それとも姉妹?DNAは同じでも、味付けの違う車たち

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https://middle-edge.jp/articles/WkhwP

今で言えば、ダイハツロッキーとトヨタライズ、マツダロードスターと光岡ヒミコ、アルファ124スパイダーなど、シャーシーやエンジンを同じくする兄弟(姉妹)車はそれぞれに個性があったり、なかったり。今回は、そんな兄弟車について書いてみたいと思います。(兄弟車には、難しい定義もあるようですがやや幅広に一般的に兄弟車と呼ばれる車をとりあげてみます)

 

1.マークⅡ三兄弟

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https://middle-edge.jp/articles/WkhwP

クレスタ、チェイサーと三兄弟と呼ばれたマークⅡ。中でも、この70系はハイソカーブームで売れに売れたシリーズでした。

私も父が、このマークⅡを所有していたので、たびたび拝借しておりました。

内装は、鮮やかブルー(だったと思う?)やレッドの高級絨毯のようなシートでした。

マークⅡとチェイサーには、ピラーレスHTが用意されていてスタリッシュなセダンでした。

いつかはクラウンと言われた時代の、次はクラウンというポジションで走りにも拘っていたバランスの良いシリーズでした。

 

2.セドリック・グロリア

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https://car-moby.jp/article/automobile/nissan/cedric/all-successive-models/2/

言わずと知れた日産のフラッグシップだったシーリーズで、セドリックの登場は、1960年、1971年に姉妹車のグロリアが登場しました。セドグロと呼ばれ、2004年にフーガに後継を譲っています。

1991年に登場した、8代目のY32型はスポーティーかつ高級な路線を強化し「ブロアム」「グランツーリスモ」のシリーズは人気を博し、販売台数がクラウンを上回るという快挙を成し遂げました。

 

3.ルノートゥインゴ、スマートフォーフォー

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https://www.webcg.net/articles/-/35258

今まで紹介させて頂いたのは、同じメーカーが別の車種としてラインナップしている車でした。

この2台は、国も、メーカーも全く異なっています。

特に、フランス車とドイツ車と言うとエンジンもシャーシーも全く味付けが異なると言われいます。

見て頂ければお分かりの通りルックスは、とても同じ構造の2台とは思えないそれぞれの個性を生かした車だと思います。

RRという特性を生かし、トゥインゴはホイールベースを生かした軽快な走り、フォーフォーは太いタイヤも相まってライトウエイトだが安定した走りが実現しているようです。

 

4.シルビア・180SX

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https://car-me.jp/articles/7892

1988年に登場した5代目シルビアの1年後にリトラクタブルヘッドライトモデルとした誕生したのが180SXでした。

シルビアは、”アートフォースシルビア”と呼ばれグッドデザイン賞を受賞しました。

180SXは、北米で販売されていた240SXを日本仕様に仕立て直し、より走りを意識した層に受けていたと記憶しています。販売の9割が5速のMTだったという事実がこれを証明していると言えるのではないでしょうか?

最終的にシルビアに統合される形で消滅してしまったのは残念としかいいようがありません。

 

如何でしたでしょうか?

他にも、AE86のレビン、トレノの新しいところでは、86とBRZ、ラパンとスピアーノなど色々ありますね。